今から約15年前に遡る、平成9年(1997年)5月18日(日)、釣り仲間のKさんのお誘いで、初めての北浦へ・・・。
1997年と言えば、サッカー日本代表が、W杯フランス大会に向けたアジア第3代表決定戦に勝利、W杯初出場(ジョホールバルの歓喜)を決めた年でもある。
午前6時過ぎ、強烈に竿を絞ったのがこの巨べら! 快心の1枚
新調した竿(19尺)をにぎりの上から折るほどの猛パワーを見せた。
折れた竿を夢中で回収し、何とか取り込みに成功。ここまで引く巨べらはしばらくぶり?いや、多分始めてであろうか。当時のやり取りは、正直興奮して覚えていない。
確か10万円前後した竿が折れた悲しさより、46.5pを釣った喜びが大きく、そして何よりこの野性味のある形と大きさ、猛烈な引きは今でも忘れない。当然、竿は保証期間中のため無償で交換していただいた。
ここにへらが突っ込んでくる
ポイントは、今や面影もなくなった梶山地区のアサザ群生地帯。
アサザの切れ目で約1本強のタナで両グルテンの釣り。夜明け前から釣り座を確保し、夜明けと同時にエサ打ち開始。鯉が同時にハタキに入っていて、濁りが凄い中で巨べらが安心して食ったと推測している。
この後、平成22年迄に年に多くて1〜2回程度竿を出すも満足な釣果は無い。
網(刺し網ほかにて乱獲)が入ったり、湖自体の環境悪化やそれに伴う魚の減少で50〜55p級は存在する一方で、型を見ること自体が極めて困難である。
何時か再び竿を出す機会が訪れるのか?
現時点では、それ程魅力的な釣り場とは思えず、余程のことがなければ予定は立てない。