昨日の朝と夕方、そして今朝もホーム釣り場最下流域にて竿を出した。
へら師は私を含め延べ4人と少ない。流石に3週連続でオデコ続きだと人も来ない。昨日は常連が6人入って全員オデコ(ちなみに私が3枚)、釣り仲間の羽さんは仕事で竿は出さなかった様子。
午前4時40分にやっと明るくなり、エサ打ち開始。
流れが凄いしゴミもアオコもある。沖で暗いうちに巨べらがモジる。対岸にはNさんが私より一足先に到着して準備中。2人ほぼ同時にエサ打ちを開始した。
5時50分頃に羽さんが現れ、一週間ぶりに並んで竿を振る。(少し離れているが)
【本日の仕掛け】
◆竿:シマノ 朱紋峰 先ぬけ 15尺 → 競 16尺
◆道糸:1.5号
◆ハリス:1.0号(40p−47p)
◆タナ:2本の底(バランス)
◆エサ:マッシュ(マッシュポテトを赤へらで締めたもの)
今朝も流れが強く非常に釣り辛い。そして、根掛かりが酷く何度もハリスを消耗した。
1.0号なのでなかなか切れず、10回も掛かると嫌になってくる。
そこで、16尺を出すことにした。時間の経過は早いもので既に8時を回る。昨日と違って、なかなかへらの感触が無く、オデコが見えてくる。
対岸のNさんが遂に納竿。17尺で夜明けと同時にエサ打ちして、コイが1回絞っただけ。
その頃、やっと「へら」らしいアタリが出た。
食い上げに合わせると、ガツンと止まって沖に走り、最後は手前に走る。大型外道と思ったが、なんと「巨べら」だ。8時16分の出来事・・・。今日も最初の1枚がスレ。

キズ一つ無い美べら(41p級)
その後は鳴かず飛ばずで、相変わらず流れが強くてまともな釣りが出来ない。時間も押しせまり、とっくに予定していた納竿時間を過ぎてしまう。
それでも11時39分、お昼までと決めていたこの時間に会心の1枚。
明確な『ツン』アタリに乗ってきた。
やっと食ってくれた。「腹パンパン」の42p!
それでも11時39分、お昼までと決めていたこの時間に会心の1枚。
明確な『ツン』アタリに乗ってきた。
やっと食ってくれた。「腹パンパン」の42p!

これまた形も良くてキズもない。 −素晴らしい魚体−
羽さんの釣った(スレた)巨べらは、腹パンパンの春の乗っ込み時と変わらないタイプ。これの前にも、何度か「鱗」が掛かったり、へら独特のアタリがあったと聞く。この時期にして、大型が相手なので、やはりなかなか食ってくれない。

43pの抱卵した巨べら(悲しいかなスレだった)
納竿し、片付けを終えて荷物をまとめた12時半前、3時まで粘るという羽さんが絞る。
竿は13尺、ドボンで、エサは一貫して新べらグルテン単品。
今日も他のヘラ師は全員オデコ。羽さんのその後はわからないが、結局マッシュ系で通している場合以外は、誰一人、スレですら「へら」は見ていない現状から、麩系のダンゴやスイミー系の底釣り用では巨べらが興味を持たないようだ。
と言うことで、この釣り場での猛烈な暑さと高水温も、マッシュなら「巨べら」と渡り合えると自信を持った。